山神健志(合唱指揮)

1973年生まれ。
自由学園最高学部卒業、
東京芸術大学卒業後イタリアに留学。

帰国後、合唱指揮者として活動を開始。
現在は、児童合唱から大規模な混声合唱まで多くの合唱団の常任指揮者をつとめるほか、各地で市民参加による公募合唱団を指導。 

その的確な指導は共演した内外の指揮者や
合唱団員から信頼されている。 


最近ではアンドレア・バッティストーニ指揮のヴェルディ『レクイエム(2017年)オルフ『カルミナブラーナ』(2018年)マーラー『交響曲第8番』(2019年)ウォルトン『ベルシャザールの饗宴』(2020年)
ベルリオーズ『レクイエム』(2023年)の
合唱指導を担当。

また古楽界の巨匠ヨス・ファン・フェルトホーフェンとの共演のために2022年発足した「ヨスコア」の合唱指導も担当し、ハイドン『天地創造』(2023年)、メンデルスゾーン『エリアス』(2024年)演奏会は好評を博した。

2024年には、長野県民文化会館ウィーン楽友協会姉妹提携事業ヴェルディ『レクイエム』(指揮:ゲオルグ・マルク)の合唱指揮も担当。

子どもたちとの音楽活動にも力を入れ、これまでに荒川少年少女合唱隊やゆりがおか児童合唱団の演奏会で指揮した。また、地域の小学校の課外教室で歌う喜びを分かち合うとともに、オーケストラと歌う素晴らしさを子どもたちにも体験してもらおうと精力的に活動し、これまでにジョン・ラッター『子どもたちのミサ』(オーケストラ版日本初演)、上田真樹「あらしのよるに」(オーケストラ版委嘱初演)をはじめ、多くのコンサートを企画、指揮している。
オーケストラ指揮でも宗教音楽の分野での評価が高い